大きな爪痕を残して猛スピードで過ぎ去っていきました。
しかし,被害は甚大で死者・行方不明者も発生することとなりました。
本当に言葉になりません。
この度の台風19号で被災された方々、心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い復興を祈るばかりです。
今回の台風では,降雨が注目されました。
埼玉県では,600㎜を超える場所もあり,カスリーン台風に匹敵する降雨となりました。
650㎜を超えた付近の河川では,支流域で,護岸の上を流れ,側方侵食により,道路が寸断し。小流域では,土砂流出や初生的な土石流の発生が認められました。また,地すべり地形のある土地においては,冠頂部付近で,地すべりが発生し,また水が「はけきらなかった斜面」では,地すべりが発生しました。
一方,その他の場所でも,河岸が大きく侵食されるなど活発な土砂供給が発生しています。
濁りが取れないのはことためです。
雨による流量だけでなく,山林の状況をはじめ土砂への対策を行う必要がありますが。まだまだそうにはなっていない現状があります。それを求めていけるように日々頑張りたいと思います。